レンズのコーティング加工について

メガネレンズのコーティングの目的と種類

メガネには、レンズを守るための薄いコーティングが施されています。コーティングの目的は、レンズが傷付かないようにしたり紫外線から目を守ったりすることなど様々です。従来のガラス製のレンズはメガネを落とすと割れてしまう脆弱な製品が多かったのですが、コーティングされたレンズは落としても滅多なことでは破損することがありません。また、パソコンを長時間使用する人には、ブルーライトカットのコーティングを施したメガネが欠かせません。 それから、スポーツ選手のメガネは耐衝撃性のコーティングが必要です。さらに、光の反射や汚れの防止もレンズコーティングの重要な役割と言えるでしょう。撥水コーティングや曇り止めコーティングもあり、水分や湿気が視野を妨げることなくメガネを使うことができます。静電気発生防止コーティングを施せば、不快な静電気の感触から免れることができて、冬場の乾燥した時期も安心してメガネをかけられます。

メガネレンズのコーティングに関する注意点

レンズの表面に膜のように貼られたコーティングは、非常に薄くて刺激により剥がれてくるので気を付けなければなりません。レンズコーティングは暑さに弱く、夏の車内など熱した場所に放置しておくとコーティングに細かい亀裂が入って見えにくくなってしまいます。また、レンズを洗う際には必ず水を使い、お湯で洗うことは避けなければなりません。せっかく丁寧に洗っても、水滴がレンズに付着したまま放っておくと水滴が乾いた後に残る汚れがコーティングを傷めるので、綺麗に水滴を拭き取るようにしましょう。いったんコーティングが傷んでしまうと、修復は可能ではあるもののレンズ交換と同じくらいの費用がかかることもあるため、コーティングを傷めないよう注意することが重要です。